20歳になったら【子宮がん検診】を受けよう 検査費用や実際に検診を受けた感想
子宮がんって?
がんができる場所によって以下の2種類があります。
- 子宮頸がん→子宮頸部の入り口「外子宮口」に多く発生。がん細胞の増殖はゆっくりのため正常な細胞が浸潤がんになるのに5〜10年以上かかると言われており、定期的に検診を受ければ、がんになる前の段階で見つけることが可能。
- 子宮体がん→子宮内膜に多く発生。閉経前に子宮体がんが発生することはまれと言われており、発生率は40代後半から増加して50歳〜60歳代にピークを迎える。
若い世代に多い子宮頸がん
子宮頸がんは20代後半から増え40代がピークになっており、若い女性に多く発生している傾向があります。
子宮頸がんはヒトパピローマウイルスの感染が主な原因とされ、性行為の経験がある女性であれば、誰でも感染の危険性があります。
早期に発見が出来れば、比較的治療しやすいですが、進行すると治療が難しいことから早期発見が極めて重要です。
検診費用について
子宮がん検診を行うにあたり、
①頸部 ②頸部・体部の2種類の検診科目があり、それぞれ金額が違います。
また検診対象の方には市から個人通知(受信券)が送付され、その受信券により、実際の検診費用より自己負担金が少なくなることもあるので、受信券が送られてきた方はその受信券を持って婦人科へ検診に行きましょう。
※詳しくはご自身の市のホームページに詳しく掲載されています。私は市から送られてきた受信券を見て知りました。
私が検診を受けた時の自己負担金の設定額は①頸部→2,400円 ②頸部・体部→3,300円で、①頸部のみの検診だったので、実際の自己負担金額は2,400円でした。
子宮頸がん検査の流れ
婦人科の受付にて子宮がん検診を受けたいことを申し出、市から届いた受信券を渡すと、そこから順に問診・視診・細胞診と進んでいきます。それぞれにかかる時間は短く、診察自体は時間がかかりません。
検査前に気をつけること
- 生理中の検診を避ける
- 検査3日前から膣内洗浄や性交渉は控える
- 検査しやすい服装で検診に行く→下着をぬいて検診するためロングスカートがおすすめ
実際に検診を受けた感想
最初は20歳になったら子宮がん検診を受けることを推奨されていることも知りませんでしたが、検診を受けて良かったと思います!
何も異常がないことにこしたことはありませんし、
普段、婦人科に行くことがない方でも、この検診をきっかけに、いつも感じている不安なことに相談に乗ってもらえたりするので、良い機会になると思います。
最初は「なんとなく怖いイメージ」とか「恥ずかしいな」と感じていましたが、
検診が初めてということを伝えると、優しく応対して下さり、怖さ等ありませんでした。
一度も婦人科に行ったことがない方も最初は抵抗があるかもしれないですが、
自覚症状が現れてからでは遅いので、早めの対策をしましょう!
まとめ
子宮頸がんは若い女性に多く発生する傾向があり、定期的な検診を受ければ、早期発見しやすく、完治がしやすい!
20歳を過ぎたら定期的(2年に1回)に子宮がん検診を受けましょう!