ススキの中の子

いつもにこにこしてたいなぁ

低用量ピル「ヤーズフレックス」の飲み方・効果・副作用・実際に飲んでみて感じたこと。

私が低容量ピル「ヤーズフレックス」を服用したきっかけは、

産婦人科の先生から、

「服用することで生理周期を安定させたり、

ホルモンバランスを安定させ肌荒れを改善できる」とアドバイスを受けたことがきっかけでした。

f:id:xhiyori:20200913201945j:image

 

もともと、生理周期も安定しているわけでもなく、

 肌荒れに関してはずっと悩んでいたことだったので、低用量ピルを服用することに決めました。

 

以下は、私が低用量ピル「ヤーズフレックス」を服用して感じたことを書いていきたいと思います。

 

◆低用量ピルってなに?

低用量ピルは、女性ホルモンに似た成分が入ったお薬です。

①月経困難症の治療を目的としたもの(LEP) →保険対象

ヤーズフレックスなど

②避妊を目的としたもの(OC) →保険対象外

トリキュラー・ファボワールなど

があります。

 

◆「ヤーズフレックス」の飲み方

★基本的に1日1錠、一定時刻に毎日服用

(服用開始から24日間は出血の有無に関わらず毎日服用する)

服用から25日目以降、連続する3日間の出血がみられなければ、服用開始から最長120日まで服用できる。(服用から120日間は生理がこないようにできる)

120日間服用後は、4日間休薬し、翌日から服用1日目として服用を再開する

服用25日目以降、連続した3日間の出血があった場合は、その翌日から4日間休薬する

上記の基本的なサイクルを繰り返します。

あくまでの基本的な飲み方なので、必ず医師に正しい飲み方をレクチャーしてもらってください。

 

 ◆「ヤーズフレックス」を服用して感じたメリットや効果

 ・生理の減少により生理痛によるストレスも激減

ヤーズフレックスは、最長120日間の連続服用が可能であるため、4ヶ月に1回の生理で済みます。

 生理自体の回数が減るので、

その分毎月の生理痛のストレスも激減しました。

 

・生理の周期を安定させることができる

もともと 生理不順で、周期が安定しない人でも

薬を正しく服用することで、周期をコントロールし安定させることができる‼︎

 旅行の際に生理のタイミングを気にしなくてもよくなりました!

 

・避妊効果がある

 ヤーズフレックスは、

海外では避妊薬として承認されていますが、

日本では子宮内膜症による痛みの緩和や月経困難症の治療薬として承認されています。

(毎日服用することで避妊効果はあります。ただ、月経困難症の治療が目的で処方される薬です。)

 

・ホルモンバランスが安定してニキビが減った

 ピルを飲み始めから2ヶ月後ぐらいから、

肌がきれいになり始めました。

全部が薬のおかげではないにしても、

ホルモンバランスを安定させる意味では効果的だったと思います。

 

◆「ヤーズフレックス」を服用して感じたデメリット

・毎日できるだけ同じ時間に薬を飲むこと

習慣化すれば苦ではないですが、毎日正しく服用することで効果があるので、飲み忘れには気をつけなければいけない

 

・医師に処方してもらう場合、通院が必要

低用量ピルは毎日一錠服用するため、

医師に処方してもらう場合は、定期的な通院が必要。

 

・低用量ピルの購入費用がかかる

まず、月経困難症等の治療目的で服用する低用量ピルは、保険対象の薬ですが、

1シート(1ヶ月分)で、約2,000円ほどでした。

私が通っていた産婦人科は、3シートずつ購入が可能でした。

 

◆知っておくべき副作用について

月経困難症を抑制するなどメリットがある

低用量ピルですが、服用することで、

副作用が出る可能性があります。

 

・飲み始めてから最初の1~2ヶ月間は頭痛や、不正出血が起こりやすくなる。

薬の飲み始めの副作用は個人差があり、服用を続けるうちに治まるそうです。

◎私は、頭痛や不正出血のような副作用は全くなかったです!

 

不正出血が起こる原因については、

「飲み忘れで効果が弱くなった」「下痢などで消化吸収が悪くなり、効果が弱くなった」「子宮内膜症・子宮頸がんなどの病気の可能性」が考えられるそうです。

 

血栓症の症状に注意が必要

低容量ピルを服用するときは、

血栓症(血管に血のかたまりが詰まる病気)の症状に気をつける必要があります。

血栓症は低容量ピルを服用していない女性でも起こり、妊娠時や出産直後に高くなります。

 

以下のような症状があるときは血栓症が生じている可能性があるので、

低用量ピルの服用を中止し、医療機関を受信する必要があります。

・手足:突然の足の痛み・腫れ・手足の脱力など

・胸部:激しい胸の痛み・突然の息切れなど

・頭部:激しい頭痛など

◎私はそのような症状はなかったですが、知識として「注意するべきこと」を知っておくことは大事だと思います。

 

◆低用量ピルの購入の仕方

低用量ピルは、現在市販での購入はできません。

通販では購入可能ですが、医師に処方してもらうことをおすすめします。

通販で低容量ピルを購入するということは、

・正規の医薬品なのか分からない

・低容量ピルの正しい飲み方や副作用等のリスクについて医師から説明してもらえない

など、安心して服用できないと思います。

 

もし副作用で体調に変化があった際に、診察や相談を受けてくれるかかりつけの病院があると安心ですね。

 

「病院に忙しくて行けないから」

「通販で購入する方が安いし簡単だから」という安易な理由で、

ネット通販での購入を選ぶことはしない方が良いと思います。

 

◎ちなみに私は、産婦人科にて処方してもらい、飲み方もしっかり教えてもらいました!

 

◆まとめ

  1. 低用量ピルには種類があり、自分にあったものを、正しい飲み方で服用することが大事!
  2. メリットだけでなく副作用などのデメリットがある。
  3. 低用量ピルは医師に処方してもらうのが一番安全で安心して服用できる。